この度、みやき町とNPO法人山田の風が協力して制作した成富兵庫茂安公のキャラクターデザインですが、一般公開を記念してキャラクターグッズの制作・販売と、イベント用のタペストリーや幟などのレンタルを5月から開始いたします。詳細情報は後日更新していきますので今しばらくお待ちください。
キャラクラーグッズ販売
成富兵庫茂安公のキャラクターグッズです。「水の神様」バージョンと「若武者」バージョンをご用意しています。種類は「ミニシール」「缶バッジ」「アクリルキーホルダー」「アクリルスタンド」「クリアファイル」になります。販売開始時期や価格については後日お知らせいたします。
キャラクターグッズレンタル
成富兵庫茂安公の大型キャラクターグッズです。各種イベントや催事などでご利用いただけるよう、タペストリー3種、のぼり2種をご用意しました。レンタル開始時期や価格については後日お知らせいたします。
佐賀県三養基郡みやきに残る成富兵庫茂安公ゆかりの地
①白石神社
白石神社は文政6年・1823年に、成富兵庫茂安公の養子であった白石鍋島家初代当主、鍋島直弘公を祀るために建立されました。その後、白石焼の先覚者として鍋島直暠(なおてる)公、水の神・土木治水の神として成富兵庫茂安公が合祀されています。
②時代まつり
平成21年より、白石神社外苑にて、成富兵庫茂安公保存会による「時代まつり」、奉納流鏑馬が開催されています。
③一ノ瀬井樋
みやき町山田地区の寒水川(しょうずがわ) から、生活・農業用水を人工的な水路に引き込むために造られた堰が「一ノ瀬井樋(いちのせいび)」です。
④中原水道
現在も残る一ノ瀬井樋で取水された水は、張り巡らされた水路によって香田から簑原(みのばる)、中原(なかばる)の各地域へ運ばれています。当時は水田開発や長崎街道中原宿の用水としても利用され、この地域では「中原水道」と呼ばれていました。
⑤千栗土居公園
県道整備工事に伴い、姿を消してしまう千栗堤(ちりくてい)を後世に伝えるため、平成12年佐賀県文化財の認定を受けて、千栗堤の一部をみやき町が公園化したのが、「千栗土居(ちりくどい)公園」です。毎年7月中旬から8月は3千坪の蓮池に淡いピンクの蓮の花が咲き誇ります。
⑥お茶屋の堤
みやき町を流れる通瀬川(づうせがわ)の途中をせき止め、灌漑用溜池としたのが「お茶屋の堤」です。この造成には諸説あり、佐賀市の石井樋と同じ「象の鼻」の構造を持つため、茂安公が中原水道などと同時期に実験的に造った説、義息子の鍋島直弘公が茂安公のアドバイスを受けて造った説など、未だ謎とロマンが残ります。
⑦矢俣八幡神社
茂安公は、鍋島勝茂公が戦勝祈願を行ったこの神社が度々水害に見舞われていたことから、千栗堤を築く際にこの新しい堤防に保護されるよう、神社を現在の位置に移転させました。この時、堤防工事の成就を祈願し、移転前と同様の祭礼を継続するよう指示した茂安公直筆の文書が現在も残っています。
⑧茂安公築堤功績碑
みやき町の筑後川(国道264号線)沿いには、茂安公の功績を讃えた記念碑「茂安公築堤功績(ちくていこうせき)碑」があります。筑後川の流れと一望に広がる美しい佐賀平野を眺めるように建立されています。
佐賀県各地に残る成富兵庫茂安公の功績・ゆかりの地
※ただいま準備中
【佐賀県大和町】
①石井樋公園
②さが水ものがたり館
③多布施川河畔公園
【佐賀県佐賀市】
①本行寺
②佐賀城跡
【佐賀市鍋島町】
①成富兵庫茂安公誕生の地記念碑
【佐賀県鳥栖市】
①五反三歩の堤と石製の樋管
【佐賀県唐津市】
①名護屋城跡
※その他・順次更新
参考文献
「成富系譜」「葉隠聞書」
監修・協力
「みやき町」「白石神社」「特定非営利活動法人山田の風」「成富兵庫茂安公保存会」「さが水ものがたり館」「常住山 本行寺」「名護屋城博物館」「佐賀城本丸歴史館」「公益財団法人鍋島報効会 徴古館」