設立趣旨


佐賀県東部に位置するみやき町は2019年11月、国の景観法で定める景観行政団体に移行し、豊かな自然や伝統ある文化を守り育てるための本格的な景観づくりに着手しました。2020年3月には「みやき町景観計画」が策定されました。
この景観計画では、計画推進(景観まちづくり)にあたって行政に任せっきりにするのではなく、地域住民や事業者が協働してそれぞれの立場から景観まちづくりに取り組んでいくことが重要です。
みやき町の「景観まちづくり」を推進するために、特に行政サイドでは取り組みにくい市民ベースの活動を行ったり、行政主導の事業を実施面でサポートすることを目的として、このNPO法人は設立されました。
地域住民の誰もが誇りと愛着を持てるような、美しく文化の薫り高い、品格のあるみやき町を造り上げていくのが私たちの願いです。

名称について


事務局が置かれたみやき町山田地区は、みやき町を北から南に貫流する寒水川の上流部にあたり、みやき町では数少ない美しい里山の風景が展開する地域です。また綾部八幡神社を含めた寒水川の上流部一帯は風神伝説で知られ、「風の里」とも言われています。こうしたことから私たちが取り組む「景観まちづくり」の運動が寒水川の上流から下流域全体に広がるように、また運動の風がみやき町全体に吹き渡るように、願いを込めて「NPO法人山田の風」と名づけました。

現在の活動内容


2021年10月の活動スタートから2022年1月までの活動を纏めると次のようになります。
−   みやき町からの委託事業 −

景観紹介映像の制作(ランドレックとの協働により季節の映像やイベントを撮影)/山田地区の景観整備ワークショップ準備/みやき町の景観まちづくりシンポジウム準備

−   見学会等の案内・解説 

老人クラブ(山田地区)/子ども会(寒水川~中原宿)/山の会議(白坂山)

−   マップの制作 

山田地区周回コースフットパスマップ/寒水川中流域周回コースフットパスマップ/白坂山ハイキングルートマップ

−   各種イベント参加協力 

山の会議(佐賀県)/自発の地域づくりサミット準備会(佐賀県地域づくりネットワーク協議会)/ハゼ蝋搾り活動(中原の豊かな自然を守る会)

−   景観等整備作業参加 

山田ひまわり園種まき作業/白坂山案内標識設置作業

−   稲作(耕作放棄地解消対策)

稲刈り/ハサ掛け/ナノハナ・レンゲ播種


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